ウィンザー効果で片想いの相手に意識してもらおう!
ウィンザー効果とは、ある事柄について、直接関わりのある人から伝えられるより、第三者を介して間接的に伝えられたほうが信憑性が増すという心理現象のことです。
あることを伝えたい人がいた場合に、ウィンザー効果を利用してみましょう。
・片想いの相手にアプローチするなら
直接、告白する前に、意中の相手に別の人(あなたの友達など)から「○○さんは、どうやらキミのことが好きらしいよ」と伝えてもらいます。そうすることで意中の相手はきっとあなたを意識することでしょう。
人は、好きと言われて悪い気はしませんし、第三者からもたらされた情報ですので、信憑性も生まれます。
なにより直接、当人からいわれたのではないので、意中の相手は責任を感じて重く受け止める必要がないと思わせられるのもいい点です。
そして、頃合いを見計らって、あなたが告白するのです。成功率は、あなたがいきなり告白するときよりも上がっているはずです。
※注意:必ず成功するとは限りません。あくまで成功率を上げるための一計だとご理解ください。
・ビジネスシーンで
部下を褒めるとき、直接褒めるのではなく、あなたの同僚や他部署の人間から「△△(あなた)が○○さんのこと優秀だと言ってたよ」と伝えてもらいましょう。もちろん第三者を操ろうとするのはむつかしいので、その第三者に対しては正直に、ウィンザー効果を狙ってのことだと説明し、納得してもらってから伝えるようにお願いしましょう。
ウィンザー効果は、ネガティブな情報を伝えることにも利用できますが、せっかくなのでポジティブな情報を伝えるときに活用しましょう。
そしてウィンザー効果を試すには上記の活用例のように一計を案じる必要がありますので、第三者となる人の存在が重要になってきます。第三者はあなたにとって信頼のおける人物だと望ましいでしょう。