マーフィーの法則を逆利用して未来を予想する!?
マーフィーの法則とは、先達の経験を元にしたユーモアを交えた経験則のことです。
例えば「洗車した日の翌日にかぎって雨になる」など。友達同士でちょっとした笑い話のネタになることもあるでしょう。
私も「宅配便の指定日にかぎってトイレに入るとチャイムが鳴る」というのを経験したことがあります。まさか来ないだろう、と思っているところへ来たので、強烈なインパクトを伴って心に刻まれました。
そしてそこがポイントです。
人間はもちろん良いことも覚えていますが、悪いことの方が強烈なインパクトを心に刻んでしまいがちなんです。
悪いことは心に傷ができて、記憶に残りやすい。
そのせいで、人間は、良いことと悪いことが同じ回数起こったとしても、悪いことの方が多いと思ってしまうようです。
それらの特性がマーフィーの法則を作り上げていると言っても過言ではありません。
ではそれらを日常でどう活用していけばいいのか?
まず「起こりそうだけど、起こらないだろう」と意識した事柄があったとします。
例えば「近所だし、ノーメイクでもいいか、友達に会うわけないよね」と思ったら、マーフィーの法則を思い出してください。
まさに「前振り」が訪れたのです。
この時点で「ああ、これはマーフィーの法則になりそう」と考え、『簡単に眉だけでも描いて外出する』ことが日常生活における「マーフィーの法則」の活用方法です。
『マーフィーの法則』の活用法をまとめると、つまり「○○になりそうだけど、ならないだろう」と高をくくっている自分に気づいたら「いや、なるかも」と考え直すということです。そして「○○になるかもしれないのを前提に行動してみよう」と一考してみましょう。
もちろん法則が外れることもあるでしょう。しかし、外れてもたいして実害は出ないことのほうが多いでしょうし、そこは気にしないでいきましょう!
逆にマーフィーの法則を回避できると、胸がスカッとしてとても良い気持ちになれます。未来を変えてやったのだ、という気分にもなれるでしょう。そしてそれは生きていく上で自分への自信に繋がることでもあります。試してみる価値はあるでしょう。