気分が滅入ったらカテドラル効果を利用してみましょう!
カテドラル効果とは、天井の高さが、人間の思考などに影響を与えるという心理現象です。
カテドラルは『聖堂』を意味する単語で、基本的に天井の高い聖堂が、人間の思考に影響を与えることからこの名が付けられています。
・ビジネスシーンでは
《アイディアを考えているとき》
天井の高い空間で考え事をすると、創造的な思考が促進されますので、アイディアなどを考えているときは、天井の高い場所で考えるといいでしょう。
《商売に応用したいとき》
天井の低い空間は、滞在時間を短くする効果があります。ですので、飲食店などで回転率を上げたい場合は、天井を低くする等の工夫が有効といえます。
・私生活では
《落ち込んでいるとき》
漠然とした不安など、気分が滅入っているときには、天井の高い空間へ移動しましょう。できるなら外へ出るのもいいでしょう。広々とした青空を見上げると、人は元気になります。これもカテドラル効果の一種といえるでしょう。
《工作などに没頭したいとき》
細かい作業を行なう場合には、天井の低い空間に移動したほうが集中できるでしょう。病院の手術室などは低めに作られているケースが多いそうです。
コロナ禍でテレワークや自粛期間が増えて、自宅にいることが多くなり、精神的なストレスを感じる方が多くなっています。それには天井の高さも影響していると思われます。もし気分が滅入りがちになったら、外に出ましょう!
天井の高い図書館やお店に行ってみるのもいいでしょうし、青空の下で散歩などしてみるのもいいでしょう。